夏になると聴く機会が多くなるBossa Nova。
自分でかけたり、居合わせたところでかかっていたり、
ラジオから頻繁に流れてきたり、と理由はいろいろありますが、
季節的にぴったりだから当然ですね。
AUDIO HOURに毎回ご丁寧にメールをして下さるリスナーの方から、
「ボサノヴァの女性アーティストでおすすめをお願いします」
とのご希望があったので、ラジオではなくこちらで紹介することにします。
ラジオでやると普通になってしまいますので。
曲の前に、
CDショップ(大型店など)に行くと色々な大手のレーベル(Jazz系の)から、
プロモーション用の冊子などがおかれていたりします。
代表的なのだとVerve、Blue Note、インパルスなど。または、各レコード会社から
季節にあった内容のものです。なので、今だとやはりBossa Novaは当然なワケです。
そういう冊子を片っ端からもらってくると、非常に参考になります。
ぼくはこれを年間を通じよく活用していました。
もちろん、冊子によってはクソみたいなものもあります。そのクオリティー次第で
レコード会社のやる気や担当者の器具合が分かってきます。
もちろん「冊子に載る=CDで出てるもの」なので、特に珍しいものとかそういうものではなく、
基本的には代表的な名盤が多いです。たまに意外な再発もありますけれど。
さて本題に。
やっぱり外せないのは、Austud Gilberto。
女性Bossa Novaアーティストの代表なだけにいろいろあります。
一番いいのはオリジナルアルバムではなく、廉価のベスト盤。オリジナルに拘るなら別ですが。
CDで1枚通してとか、BGMで気軽に楽しむなら十分です。何より安いし。
僕が持っていたのは、鏡に口紅で名前とタイトルが書いてあったものですが、
最近見ないので、どうやらなくしてしまった様です。
お次は、Wanda de Sah。こちらも外せない一人。
特にいいのは、やっぱりSERGIO MENDES TRIOとのBrasil’65
So nice、Berimbau、One note samba、彼女はカリオカ等BossaNovaスタンダード
のオンパレードで大体聴いたことのある曲で安心して聴けます。
しかもこのCD
、SOFTLYと2in1で非常にお買い得ということを今知りました。
それと、Vagamenteというアルバムもいいです。
いまの2人からすると少し個性的な歌声のElis Reginaなんてどうでしょう?
こちらはやはりジョビンとの「Tom&Elis」なんかがいいかと。
お約束のトリステやコルコヴァードに耳を傾けているどころではありません。
Elis Regina in Londonというアルバムは彼女の最高傑作といわれますが、
ぼくはこちらの方が好きです。何と言ってもジョビンとの共演ですからね。
「美しきボサノヴァのミューズ」といわれる、Nara Leao。
彼女はパリに亡命し、71年制作のDez Anos Depois。
これは24曲も入っている国内盤は非常にお買い得。
もっとコアなものを求めるのであれば、
サバービアなんかを見ると底なし沼にどっぷり沈めます。
ゆるく夏の夜をBossa Novaと過ごすならスタンダード的な上記のものが
やっぱりベストだと思います。
あとは、女性ボーカルではないけれど、
非常にクールなAntonio Carlos Jobin/stone flowerや
グルーヴィーでクーラーの様なオルガンが気持ちいいWalter Wanderley/Cheganca
は「スケさんカクさん」同様によい仕事をしてくれます。
Bossa Novaではないですが、大貫妙子/東京日和(サントラ)はとてもいいです。
裏ジャケがこの時季にちょうどいい座敷童みたいなポートレイトで涼しくなれます。
